2010年04月11日
Keywords: お金の流れ 企業(製造業) 生態系・生物多様性
アサヒビールは2010年1月26日、主力商品スーパードライの売上の一部を全国各地で環境保護活動に活用するプロジェクト第3弾を実施すると発表した。1本あたり1円の寄付で、既に2009年の春に第1弾、秋に第2弾が行われ、寄付金総額は6億8074万4728円となっている。
今回の対象商品は2010年3月上旬から4月下旬製造分のスーパードライ缶500ml、缶350ml、大びん、中びんの計4種類。同プロジェクトの専用デザイン缶、ラベルで出荷する。
寄付金は各都道府県ごとの販売数量に応じて配分し、地域の自然や環境の保護、保全活動に役立てる。例えば北海道ではラムサール条約登録湿地の保全、静岡県では富士山の環境保全、滋賀県では琵琶湖の総合保全、佐賀県では吉野ヶ里遺跡の保存などの活用が挙げられる。
同社ではこのプロジェクトを春と秋に実施し、来年も展開する予定。並行して地域のボランティア活動への社員参加を積極的に推進するなど、さらに地域社会への貢献を進めていくとしている。
アサヒビール スーパードライ1本で環境保護などに1円寄付(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029453.html
アサヒスーパードライ『うまい!を明日へ!』プロジェクト 第3弾実施
http://www.asahibeer.co.jp/news/2010/0126.html
登録日時:2010/04/11 06:00:15 AM