2009年12月11日
自動車リースなど自動車関連サービスを展開するオリックス自動車は2009年10月10日から、東急線、小田急線、JR中央線の各主要駅周辺に、順次カーシェアリング拠点を新設していくと発表した。
同社では、「長距離間は鉄道で移動し、目的地付近でカーシェアリング車両を利用する」という欧州式の利用方法を目指している。同年5月にJR山手線全29駅周辺にカーシェアリング拠点を設置したところ会員数が大幅に増加し、「他の沿線にも設置してほしい」という声があった。
今回新設するカーシェアリング拠点は、東急線の25駅33拠点56台、小田急線の9駅12拠点21台、JR中央線9駅13拠点22台となり、いずれも駅から徒歩7分以内、平均3.1分の立地である。
また、東京メトロ丸の内線3駅3拠点6台、都営地下鉄大江戸線2駅2拠点5台を新たに設置する。12月末を目処に配備完了予定。同社では、今後もカーシェアリングの持つ利便性、経済性、安全性を重視しながらネットワークの充実を図り、CO2減などの環境負荷低減に積極的に取り組んでいきたいとしている。
ニュースレター 交通システムと連携するカーシェアリング
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東京でカーシェアリングと公共交通機関を組み合わせ、国内初の取り組み
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オリックス自動車、カーシェアリング拠点を東京の山手線全駅に設置
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東急線、小田急線、JR中央線、各沿線に拠点を設置
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登録日時:2009/12/11 06:00:15 AM