交通・モビリティ

2009年09月27日

 

エプソン販売とキヤノンマーケティングジャパン、共同配送を開始

Keywords:  交通・モビリティ  企業(製造業)  企業(非製造業)  地球温暖化 

 

大手電気機器メーカーのエプソンの販売会社であるエプソン販売と、キヤノンの販売会社であるキヤノンマーケティングジャパンは、2009年6月から一部の販売店向け業務で共同配送をはじめた。CO2排出量の削減と物流業務の効率化がねらい。

両社は各主要都市などにそれぞれの物流センターを構えているが、家庭用プリンターなどの家電量販店向けの配送については、配送先・配送条件が同じであることから、共同配送を検討してきた。

両社が利用している物流会社である日本通運を活用することで、トラック積載率の向上と環境負荷の低減を円滑に行えることが検証できたため、共同配送の実施を決定した。

対象エリアは、北海道札幌地区を皮切りに、段階的に全国に拡大する予定。この取り組みにより、CO2排出量は、個別配送をおこなった場合と比較し、約26%の削減となる試算である。

両社は、市場で競争を展開する一方で、家庭用プリンターにおける使用済みインクカートリッジの回収活動「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」などでも協力体制を構築しており、今後もこうした取り組みを積極的に推進していきたいと考えている。

サッポロビールとキリンビール、共同配送でCO2削減目指す(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/028524.html
エプソン販売とキヤノンマーケティングジャパンが環境負荷の低減を目指して共同配送を開始
http://www.epson.jp/osirase/2009/090527.htm
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2009-05/pr-joint.html

登録日時: 2009/09/027 06:00:15 AM

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