政策・制度・技術

2009年08月12日

 

東京ガス、CO2分離回収を同時に行う世界初の高効率水素製造技術を実証

Keywords:  環境技術  企業(非製造業) 

 

東京ガスは2009年3月12日、化石燃料からの水素製造では世界最高水準である約80%の製造効率を保ちながら、CO2排出量を従来の約半分に削減できることを確認した。この技術は、既存の都市ガスパイプラインを活用して、CO2の排出を抑えながら水素を製造する実現性の高い技術。

同社は燃料電池自動車向け水素ステーション用の高効率水素製造装置の開発実証を行っている。この水素製造装置にCO2分離回収装置を接続し、水素製造時に発生するCO2を分離回収する世界で初めての実証試験を2008年11月より行っていた。

今後は、この技術を活かし、水素ステーションを核とした水素供給を行い、高効率な燃料電池等を利用することにより、大幅なCO2削減を実現する「ローカル水素ネットワーク」の構築への展開を行う考え。同社は水素の利用拡大による将来の低炭素社会の実現を目指している。

オンサイトで世界初
CO2分離回収を同時に行う高効率水素製造技術の実証について
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20090312-01.html

登録日時: 2009/08/12 06:00:15 AM

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