第12回環境コミュニケーション大賞　リコー　帝人　東芝　住友林業などが受賞

環境省と地球・人間環境フォーラムは、優れた環境コミュニケーションを表彰する「第12回環境コミュニケーション大賞」の受賞作を決定、2009年３月16日に表彰式を行った。環境報告書部門では、環境報告大賞にリコー、持続可能性報告大賞に帝人、地球温暖化対策報告大賞に東芝が選ばれた。環境活動レポート部門では大賞にシュガーアンドスパイス、テレビ環境CM部門では、大賞に住友林業が選ばれた。

環境報告書部門の環境報告大賞を受賞したリコーは、2050年に向けた長期ビジョンとして、抜本的な統合環境影響の削減目標が掲げられていること、持続可能性報告大賞の帝人は、2020年度のCO2総量削減やエコサークル（ケミカルリサイクル）などの取り組み、地球温暖化対策報告大賞の東芝は、2050年のCO2排出量を世界で２分の１にする目標を掲げ具体的に進捗状況を管理することを明示していることなどが評価された。

環境活動レポート部門で大賞のシュガーアンドスパイスは、環境貢献事業の一部を寄付に充て広告宣伝事業者の枠組みを越えた取り組みをしている。テレビ環境ＣＭ部門で大賞の住友林業「きこりんの森シリーズ」は、日本の森を守り、国産材で家づくりをすることの環境の持続可能性への意味について、わかりやすく訴えた。

リコーとサントリー、「環境コミュニケーション大賞」受賞（関連のJFS記事）
http://www.japanfs.org/ja/pages/024459.html
受賞作について
http://www.gef.or.jp/eco-com/12th_ecom_result.htm

リコーグループ　環境経営報告書2008
http://www.ricoh.co.jp/ecology/report/index.html
東芝　環境ビジョン2050
http://www.toshiba.co.jp/env/jp/management/
vision2050_5_j.htm
住友林業　きこりんの森
https://sfc.jp/contact/kikorin/movie_data/gallery.html

登録日時： 2009/07/04 06:00:15 AM