政策・制度・技術

2009年03月18日

 

株主優待に「環境保全活動への拠出」 日産

Keywords:  政策・制度  企業(製造業)  地球温暖化 

 

wind turbines, Thar Desert, Rajasthan
インド・ラジャスタン州のウィンドファーム
イメージ画像: Photo by lamentables. Some Rights Reserved.


日産自動車は2008年12月10日、2008年3月31日現在の株主を対象とした優待品の「環境保全活動への拠出」に応募した4,246名の手続きが終了したことを発表した。同拠出は、株主への優待品6品の中のひとつ。三菱UFJ信託銀行を通じてCO2排出権の購入と償却を行った。

今回の排出権の取得・償却手続きに際しては、透明性、信頼性を確保するため、信託のスキームを活用。信託受益権という形態をとった。三菱UFJ信託銀行を通じて、インド・ラジャスタン州における風力発電プロジェクトの排出権を、CO2量で2,000トン相当分購入。政府償却口座へ移転した。

同社では、株主優待を通じて排出権を取得することによって、CO2削減活動につながり、排出権を国へ償却することで、京都議定書に基づく日本のCO2削減目標に貢献することになるとしている。

株主優待 環境保全活動への拠出(CO2削減活動への参加)について
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2008/_STORY/081210-01-j.html

登録日時: 2009/03/18 06:00:15 AM

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