横浜市と日産自動車、ゼロ・エミッションを目指し次世代交通システムを検討

調印式後の会見の様子：Copyright 横浜市

横浜市と日産自動車は2008年11月５日、横浜市の次世代交通システムについて連携して検討することに合意し、覚書に調印した。横浜市は2008年７月に「環境モデル都市（2009年１月現在計13都市）」に選定され、「CO2 の大幅な削減と脱温暖化な暮らしが魅力となるまちづくり」の具現化に取り組んでいる。

両者は、（1)日産自動車が持つエコドライブマネジメントシステム（EMS）を活用したエコドライブの普及、(2)日産自動車が持つ、プローブ交通情報に基づくきめの細かい経路案内システムの実証実験とシミュレーションによる渋滞改善効果及びCO2 削減効果の検証、(3)電気自動車の普及を図る誘導策としての車両購入への補助金や駐車場料金の低減及び充電設備の整備、などについて検討する。

検討項目の効果評価及び情報発信には、既に日産自動車との産学連携を進めている東京大学とも連携し、検討結果を環境モデル都市アクションプラン（計画期間2009年度から2013年度）に反映する。

ルノー・日産アライアンスと横浜市、次世代交通システムの検討に合意
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/
2008/_STORY/081105-02-j.html
日産、燃料電池車を神奈川県と横浜市に納車（関連のJFS記事）
http://www.japanfs.org/ja/pages/023387.html
神奈川県、電気自動車に対する優遇策を推進（関連のJFS記事）
http://www.japanfs.org/ja/pages/024906.html

登録日時： 2009/03/02 06:00:15 AM