イオン　新店舗に電気自動車の充電施設設置へ

流通大手のイオンは2008年10月２日、環境に配慮した最新の技術やしくみを体系的に取り入れた「エコストア」を埼玉県内に開業した。2009年予定の電気自動車発売に先駆け、国内商業施設として初めて電気自動車用の急速充電ステーションをを１基、電動バイク用を11基設置する。

充電ステーションを備えるのは、越谷市に2008年10月２日に開業した「イオンレイクタウン」。買い物の合間に30分程度充電した場合、満充電時の約80％の距離（120km）を走行できるレベルまで、充電が可能になる予定。

電気自動車は、2009年市場への投入に向けて、業界の動きが加速している。三菱自動車の「i MiEV（アイミーブ）」、富士重工業の「プラグイン　ステラ　コンセプト」など、電力会社と共同で実証走行試験が行われている。

ガソリン価格の高騰や環境意識の高まりを背景に電気自動車の需要増が期待されるなか、充電器のインフラ整備がこれまで課題となっていた。業界を越える動きが出てきたことで、その普及に弾みがつくと期待されている。

イオンレイクタウン
http://www.aeon-laketown.jp/
三菱自動車　i Meiv
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/corporate/
technology/environment/miev.html
富士重工業　電気自動車「スバルR1e」
http://www.fhi.co.jp/news/
07_01_03/07_02_08.html
神奈川県、電気自動車に対する優遇策を推進（関連のJFS記事）
http://www.japanfs.org/ja/pages/024906.html
富士重工業　電気自動車の市販化量産モデルを発表（関連のJFS記事）
http://www.japanfs.org/ja/pages/027738.html

登録日時: 2008/12/05 06:51:54 AM