3R・廃棄物

2008年09月21日

 

環境省、2012年度までにごみ焼却施設の総発電能力を5割増へ

Keywords:  3R・廃棄物  再生可能エネルギー  政府 

 

環境省が2008年3月24日に発表した、2008年度から2012年度の計画案として廃棄物処理施設整備計画(案)が同月25日閣議決定され、同省は正式な策定にとりかかる。

2005年度における廃棄物分野からの温室効果ガスの排出量は、日本の総排出量の約3.5%を占め、1990年度より29.5%増加している。ごみ総排出量削減目標として、約5200万トン(2007年見込み)を2012年には約5000万トンとし、ごみのリサイクル率は20%を25%へ引き上げる。普及啓発やごみ処理の有料化の推進などにより、ごみ総排出量を削減していく。

焼却せざるを得ないごみについては、焼却時に可能な限り発電を実施し、サーマルリサイクルを推進する。ごみ焼却施設の総発電能力を約1,630メガワットから約2,500メガワットへと約5割引き上げる目標。

2002年度から2005年度の推移を見ると、ごみのリサイクル率は、16%から19%へ、ごみ減量処理率は95%から97.1%へ、一般廃棄物最終処分場の残余年数は13.8年から14.8年へと着実に向上しており、目標は達成できる見込み。



http://www.env.go.jp/recycle/waste/kihonhousin/
keikaku_h200325.pdf



http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=9512


登録日時: 2008/09/21 09:32:58 AM

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