3R・廃棄物

2008年05月24日

 

富士ゼロックス、中国全土から使用済商品・カートリッジを回収

Keywords:  3R・廃棄物  企業(製造業) 

 

富士ゼロックスは2008年1月15日、同社が100%出資して中国江蘇省蘇州市に設立したリサイクル工場、Fuji Xerox Eco-Manufacturing (Suzhou) Co., Ltd.の竣工式を行い、稼動を開始した。同工場では、ほぼ中国全土から自社回収した複写機やプリンターなどの使用済商品やカートリッジを鉄系、アルミ系、レンズ、ガラス、銅系など64カテゴリーに分解・分別し、資源化する。

投資額は約6億5000万円で、分解・再資源化の処理能力は使用済商品が年間1万5000台、カートリッジは50万個。再資源化率は商品が96%以上、カートリッジは99.9%を目指す。2008年度の処理数は商品が4,000台、カートリッジは12万個の見込み。2007年6月から一部主要都市での回収を順次開始しており、今後、全国展開を行なっていく予定。

同社は2000年8月、日本で初めて使用済商品の「廃棄ゼロ」を実現し、2004年12月にタイを拠点としてアジア・パシフィックの9ヶ国・地域から使用済商品を回収し「廃棄ゼロ」を実現した国際資源循環システムを稼働した。



http://www.fujixerox.co.jp/release/2008/0115_recycle.html


富士ゼロックス、プリンターの回収・リサイクルをスタート (関連のJFS記事)
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登録日時: 2008/05/24 09:29:19 AM

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