交通・モビリティ

2008年05月16日

 

金沢市、通勤シミュレーションシステムでパーク・アンド・ライド通勤を推進

Keywords:  交通・モビリティ  NGO・市民  企業(非製造業)  省エネ 

 

金沢市は、金沢市近郊に住む会社等へ通勤している人を対象に、「通勤シミュレーションシステム」を開発し、2008年1月15日ホームページ上で公開を始めた。住まいと勤め先の住所、所要時間などの基本項目を入力すると、内容に従って、パーク・アンド・ライドや路線バス利用などの最適なパターンを作成、提案するもの。また、公共交通や徒歩、自転車を利用する人には、仮にその距離を車で走行した場合との比較を参考として表示する。

例えば、車の通勤距離15キロ、月極駐車場月12,000円の人が、都心部から5-7キロの指定駐車場を利用すると、一ヶ月で通勤費用が3,400円から4,800円の得となり、環境費用(ガソリン燃焼によるCO2を化学的に処理した場合の費用)を700円貢献することになる。

同市は、1996年の導入以来パーク・アンド・ライド通勤を推進しており、この通勤方法を利用する人は、市郊外11カ所の指定駐車場を無料で利用でき、専用バス定期券を4割引で購入できるうえ、運賃として使えるエコポイントを10%付与されるなどの特典がある。同市によると、この制度を利用することにより、CO2の排出量を約40%削減できる計算になるという。



http://www4.city.kanazawa.lg.jp/11031/
taisaku/tdm/park-and-ride/kpark/kpark.jsp


ヤマハ発動機、「エコ通勤」制度導入 (関連のJFS記事)

http://www.japanfs.org/db/992-j

日本の持続可能な交通への取り組み(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/join/newsletter/pages/
027407.html



登録日時: 2008/05/16 04:26:48 PM

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