政策・制度・技術

2005年06月03日

 

ヤマハ発動機、「エコ通勤」制度導入

Keywords:  政策・制度  交通・モビリティ  企業(製造業) 

 

ヤマハ発動機は2004年12月1日より、「エコ通勤」制度を導入した。数年前からエコライフノート(環境家計簿)に取り組む中で、通勤時のガソリン使用量の多さが浮き彫りになり、削減できないかと考えたのがきっかけとなった。

2005年1月からは、2km以上の徒歩通勤と自転車通勤に月額1000円の手当てを支給しはじめた。公共交通機関の乗継通勤手当(パークアンドライド)も新設し、通勤バスの増便も開始した。

制度導入後、徒歩通勤は60人ほど増加した。徒歩でも手当てが出るということで好評で、徒歩や自転車通勤を始めた社員からは、体に良い、空気がおいしい、渋滞のストレスが無いなどの感想が寄せられている。

2004年12月には、ヤマハ製の二輪車をエコ通勤のために購入した場合の補助と電動スクーターパッソルのレンタル受付を開始しており、二輪免許取得の追加技能教習も無料で受けられる。今後は、駐輪場の増設や二輪車の安全運転普及の為のリターンライダースクール(元ライダーや初心者への実習教育、2月に開催済み、4月に追加開催)なども行い、通勤のグリーン化をさらに進める予定。



http://www.yamaha-motor.co.jp/index.html




登録日時: 2005/06/03 10:04:59 AM

英語記事はこちら


 


 

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