政策・制度・技術

2008年03月26日

 

環境省、粒子状物質ゼロを目指し、排ガス規制値を改正

Keywords:  政策・制度  交通・モビリティ  化学物質  政府 

 

環境省は2007年12月13日、自動車排出ガス規制を強化するため、大気汚染防止法に基づく「自動車排出ガスの量の許容限度」を一部改正した。ディーゼル車については窒素酸化物(NOx)及び粒子状物質(PM)を大幅に削減、ガソリン車については一部車種にPM規制を追加した。この法改正により、日本の自動車産業において世界最高水準の技術開発を促進したい考え。

2009年より販売される新型のディーゼル自動車についてはガソリン自動車と同じ水準の排出ガス規制が実施される。車両総重量3.5トン超のバス・トラックの場合、平均値でエンジン出力1キロ・ワット時当たりPMを0.01グラム以下、NOxを0.7グラム以下と、現在よりそれぞれ63%、65%減らす。

PMについては未規制時の1974年に比べて99%の削減を図り、PMフリー化を目指す。NOxについては未規制時の1994年に比べ95%の削減を図り、3.5トン超の大型トラックでは、ガソリン車とディーゼル車は同じ規制値となる。



http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=9156


http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=10652&hou_id=9156
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=5882


登録日時: 2008/03/26 08:47:28 PM

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