エコ・ソーシャルビジネス

2008年03月03日

 

住友林業、森林認証材のCoC認証取得

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業) 

 

住宅建設大手の住友林業は2007年10月1日、使用する認証材の流通から住宅建設に至るまでの全工程で、「緑の循環」認証会議(SGEC:Sustainable Green Ecosystem Council)による森林認証材の分別表示システム認証(CoC認証)を取得した。SGECは、日本の多様な森林形態と地域特性に配慮して2003年に設立された日本独自の森林認証機関。

同社はすでに2006年9月、国内に保有する4つの社有林(北海道、和歌山、四国、九州)全域の約4万haにおいて「SGEC森林認証」を取得している。そのため同社社有林の木材を使用した住宅は、柱、土台などの製品に「SGECマーク」を表示し、住宅には「森林認証材使用証明書」を発行することが可能になった。

2007年10月現在のSGEC認証林の面積は、日本の森林総面積の1.7%程であるが、同認証林面積は2003年の設立以来、著しい伸びを示している。住友林業も、近い将来、社有林以外の国産森林認証材の利用も広く検討していくことになると見込んでいる。



http://sfc.jp/information/news/2007/2007-11-13.html


日本製紙、2008年までにすべての国内外の自社林で森林認証へ (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/422-j


登録日時: 2008/03/03 09:30:35 AM

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