政策・制度・技術

2008年01月18日

 

2007年度「持続可能な開発のための教育」事業、4事業を採択

Keywords:  政策・制度  政府 

 

環境省は2006年度より「持続可能な開発のための教育(以下ESD)」事業を企画・実施し、事業終了後も地域でのESDを継続する仕組みを生み出す「国連ESDの10年促進事業」を行っているが、2007年8月、2007年度事業として4件の事業を採択し発表した。また、同事業に採択された各地域での取組及び成果の公表のために「国連ESDの10年ウェブサイト」を開設した。(末尾のURL※1を参照のこと)

ヨハネスブルグサミットにおいて日本政府が提案した「国連ESDの10年」が2005年に開始され、2006年3月に「日本における国連ESDの10年実施計画」が策定されている。(末尾のURL※2を参照のこと)

実施計画では、「地域における先進的な取組に対する支援」を初期段階における重点的取組事項の一つとしており、環境省では、持続可能な地域づくりに向けた各種の地域課題の解決をテーマとする同事業を実施している。

今回採択されたのは、「持続可能な交通まちづくり」に取組む大阪市西淀川区など、4地域におけるESD事業。採択された地域は、地域でESDを推進するためにESD協議会を立ち上げ、次年度以降に向けた行動計画を策定する。 2008年度は、2007年度に作成した行動計画のもとで、多様な主体の協働により地域に根ざしたESD事業(小中学校や社会教育施設における講座等)が実施される。


http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8677


http://www.env.go.jp/policy/edu/esd/
「国連持続可能な開発のための教育の10年」実施計画を策定 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1409-j
http://www.esd-j.org/


登録日時: 2008/01/18 11:55:18 AM

英語記事はこちら


 


 

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