政策・制度・技術

2007年10月11日

 

東京都、「緑の東京10年」プロジェクト基本方針を策定

Keywords:  政策・制度  地方自治体  生態系・生物多様性 

 

東京都は2007年6月8日、緑あふれる東京の再生を目指して、今後取り組んでいく「緑施策」の基本的な考え方、方向性などを示した「緑の東京10年プロジェクト」基本方針を策定した。

10年後の東京の姿は次のように描かれている。緑の拠点を街路樹で結ぶ「グリーンロード・ネットワーク」の形成、皇居と同じ大きさの緑の島が出現(「海の森」を整備)、新たに1000ヘクタールの緑を創出、緑化への機運を高め、行動を促す「緑のムーブメント」を東京全体で展開、都内の街路樹を100万本に倍増。

こうしたビジョンに基づいた基本方針は、1)都民・企業が主人公である「緑のムーブメント」を展開、2)街路樹の倍増などによる緑のネットワークの充実、3)校庭芝生化を核とした地域における緑の拠点づくり、4)あらゆる工夫による緑の創出と保全、という4つの柱からなっている。

上記の方針に沿い、具体的には、都民、企業などの協力による「海の森」の整備、街路樹の無電柱化、芝生維持管理のまとめ役としての「芝生リーダー(仮称)」の育成、「芝生応援団」の結成、屋上・壁面、鉄道敷地・駐車場、その他あらゆる都市空間の緑化などを推進していく予定。



http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2007/06/70h68100.htm


http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2007/06/DATA/70h68100.pdf


登録日時: 2007/10/11 04:08:05 PM

英語記事はこちら


 


 

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