3R・廃棄物

2007年08月11日

 

バイオマスカップの取組など、2006年度バイオマス利活用優良表彰

Keywords:  3R・廃棄物  再生可能エネルギー  政府 

 

農林水産省などが主催し、バイオマスにおける利活用の加速化を図ることを目的とした、バイオマスの利活用の優良な活動を顕彰する2006年度バイオマス利活用優良表彰式が2007年3月6日におこなわれた。関東農政局管内からは農村振興局長賞には、モスフードサービス、障害者支援施設「就職するなら明朗塾」、バイオマス活用協議会会長賞には全国漁業協同組合連合会が選ばれた。

モスバーカーは、持ち帰り用のコールドドリンク用容器を植物でんぷんによるバイオマスカップへ切り替えた。2005年の愛知万博に合わせて始めた取組だが、2006年7月より全店舗に切り替えている。

「就職するなら明朗塾」は、廃食用油の回収と(36,550リットル/年)とBDF(バイオディーゼルフューエル)燃料化事業を実施。精製したBDF燃料は、行政機関、農業者や事業者などに販売している。

全国漁業協同組合連合会は、貝類養殖の廃棄貝殻を、メッシュパイプ充填し、餌料培養基質を製作。餌料培養基質を取り付けたJFシェルナース魚礁を製造・利用。取組を実施してから2005年度までに、24道府県に6000基のJFシェルナースが設置され3600トンの廃棄貝類が使用された。




農林水産省、バイオマス利活用で京都市とソニーを表彰 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/906-j


登録日時: 2007/08/11 04:32:06 PM

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