エコ・ソーシャルビジネス

2007年02月05日

 

家電4製品の環境効率改善度指標の標準化ガイドライン、制定される

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業)  政策・制度 

 

2006年11月27日、東芝、日立、富士通、松下電器、三菱電機の電機5社は、電気製品の環境効率の向上を示す指標「ファクターX」について、エアコン、冷蔵庫、ランプ、照明器具の4製品の指標算出方法などを統一した標準化ガイドラインを発表した。 5社はこれまでも、性能や使いやすさの向上と、環境への影響低減を同時に達成した製品をファクターXを用いて訴求してきたが、消費者にわかりづらかった。

今回の標準化は、第一ステップとして、家庭での電力消費量が大きいエアコン、冷蔵庫、ランプ(電球、蛍光灯)、照明器具(ランプ含む)の家電4製品を選定し、製品の価値(性能)と環境への影響(ライフサイクル全体における温室効果ガスの排出量)について、指標算出方式などを統一した。同ガイドラインを使うことで、過去に販売された自社の同型製品に対する対象製品の価値向上と環境効率の改善度合いが明らかになる。基準となる過去の製品が各社異なるため他社製品との比較はできないが、自社製品間における買い替え効果の目安となる。

5社は今後、適用製品の拡大や技術的課題の解決に取り組むとともに、同業他社や関連企業に対し、同ガイドラインの普及に努め、将来的にはグローバルスタンダード化に向けた活動も展望している。



http://www.toshiba.co.jp/about/press/2006_11/pr_j2701.htm


http://www.toshiba.co.jp/about/press/2006_11/j2701/shiryo1.htm
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2006_11/j2701/imgdat/guideline.pdf


登録日時: 2007/02/05 09:26:19 AM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ