2006年12月24日
Keywords: 政策・制度 交通・モビリティ 企業(非製造業)
凸版印刷は、ICタグを活用したネットワーク型循環容器管理システム「NETLOOPASS(ネットルーパス)」を開発し、販売を開始した。
昨今企業では環境に配慮して、ダンボールや梱包資材の使い捨てをやめ、通い箱やパレットなどの循環容器の利用を行うようになってきたが、容器の在庫数・所在を把握できていないため、商品の出荷時に容器が手元になかったり、過剰に容器の導入を図るなど、管理上の課題を抱えていた。
本システムは、ICタグを活用して通い箱やパレットなどの循環容器が「今、どこで、どのように」利用されているかをネットワークを通して可視化し、循環容器の効率的な運用をサポートするパッケージシステム。
NETLOOPASSは、管理対象容器にあらかじめICタグ(13.56MHzタイプ)を貼付し、利用の際にハンディターミナル型リーダ/ライタでICタグ内のデータを読み取る。読み取られたデータはネットワークを通じて管理サーバに転送される。 担当者はネットワークを通じて、対象物の「所在、使用回数、利用履歴、在庫状態」を照会することができる。ICタグは1,000枚から導入可能で、このシステムで30拠点・10万点の容器が管理できる。
http://www.toppan.co.jp/news/newsrelease381.html
登録日時: 2006/12/24 11:58:13 AM
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