政策・制度・技術

2006年11月03日

 

2005年度 女性の育児休業取得率は上昇、男性は横ばい

Keywords:  政策・制度  政府 

 

厚生労働省が2006年8月9日公表した2005年度女性雇用管理基本調査結果によると、女性の育児休業取得率は72.3%と2004年度より1.7%ポイント上昇したものの、男性は0.50%と2004年度の0.56%よりさらに下がったことが分かった。調査は2005年10月、従業員が5人以上の約1万事業所を対象に実施し、75.3%から回答を得た。

事業所規模30人以上でみると、女性は80.2%(2004年度78.0%)、男性は0.41%(同0.43%)となっている。また、育児休業取得者の男女別割合は、女性98.0%、男性2.0%。女性の育児休業取得率は、事業所規模が大きいほど取得率が高く、育休の期間は10か月-12か月未満が35.0%(2002年度41.4%)と最も多いが、12か月-18か月未満が13.5%と、2002年度(5.4%)に比べ8.1%ポイント上昇している。

2004年末に出された「子ども・子育て応援プラン」では男性の育児休業取得率「10年後に10%」とする目標を掲げているが、このままでは実現への道は険しいと考えられる。



http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/08/h0809-1/index.html


http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/jisedai22/pdf/data.pdf


登録日時: 2006/11/03 11:13:27 AM

英語記事はこちら


 


 

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