2006年06月18日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業) 省エネ
大成建設は精密機械メーカーのアクシスと共同で、新しい手法で建物の中に太陽光をふんだんに取り入れ、快適な明るい空間を作り出す太陽光採光システム「T(ティ)-Soleil(ソレイユ)」を開発したと、2006年3月7日発表した。
このシステムは太陽光を自動追尾する一次ミラーが高い採光率で取り入れた太陽光を二次、三次と多段階のミラーで拡散させていく仕組み。採光効率が高いばかりでなく、太陽光を任意の方向に取り入れることができる。
明るさは通常の天窓の3倍とされ、どんな季節でも室内の奥まで光を届かせることができる。本システムの採用で照明用電力消費量は20%から30%削減される結果がでている。ミラー装置はまぶしさを防ぐ素材、構成となっており、目に優しい高質の光環境が実現される。
近年、建物に対するニーズとして、快適さ、コミュニケーションのとりやすさといったことが強く求められるようになっているが、同社はそれに応える一つの方法として、太陽光をふんだんに取り入れた快適な空間づくりを目指しており、新築の建物ばかりでなく既存の建物にも本システムの採用を積極的に提案していく考え。
http://www.taisei.co.jp/1169092622384.html
登録日時: 2006/06/18 05:38:47 AM
英語記事はこちら