幸せ・レジリエンス

2006年05月27日

 

2005年の日本の総人口、統計史上初の自然減

Keywords:  定常型社会  政府 

 

2005年12月27日、総務省は国勢調査の速報で、05年10月1日現在の日本の総人口は1億2776万人であることを公表した。前回(2000年)を83万人上回るものの、1年前(04年10月1日現在)の推計人口を約2万人下回る。

同年12月22日、厚生労働省が05年の人口動態統計(年間推計)を発表。05年の日本にいる日本人の出生数は、前年比4万4000人減の106万7000人、死亡数は同4万8000人増の107万7000人で、差し引き1万人の自然減となる。

さらに、06年2月21日発表の05年12月の人口動態統計(速報)で、日本に住む外国人と外国に住む日本人を含めても、年間出生数が死亡数を4361人下回ることが確認された。年間出生数が死亡数を下回る自然減は、データのない戦中戦後の3年間を除き、統計を取り始めた1899年以来初めて。

2002年1月に国立社会保障・人口問題研究所は、日本の将来推計人口は2006年に1億2774万人をピークとして減少に転じると予測したが、この結果は、日本が1年早く人口減少社会に転じたことを示唆している。



http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei05/index.html




登録日時: 2006/05/27 01:27:11 PM

英語記事はこちら


 


 

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