政策・制度・技術

2006年04月07日

 

オリンパス、グローバル・コンパクトの実践としてCSR調達方針を制定

Keywords:  政策・制度  企業(製造業) 

 

オリンパスは、同社グループ共通の資材調達方針として、従来からの品質、価格、納期に加えて、法令遵守や人権、労働基準、環境への配慮を重視する企業と取引することなどを定めた「オリンパスグループ資材調達方針」を制定。2005年12月1日から、国内外の取引先に対し、協力を呼びかけている。

同方針では、商品の生産に必要な資材・役務などの調達に関する同社の基本姿勢として、取引先との公正な関係を築くこと、及び取引先選定にあたり法令遵守や人権、労働基準、環境への配慮を重視することを明示している。さらに、調達取引先に協力を呼びかけ、共にCSR(企業の社会的責任)を実践することにより、CSRを調達取引先に拡大することを目的としている。

同社では、「生活者として社会と融合し(INvolvement)、社会と価値観を共有しながら(INsight)、事業を通じて新しい価値を提案し(INspiration)、人々の健康と幸せな生活を実現する」という考えをSocial IN(ソーシャルイン)と呼び、あらゆる事業活動を進める上での経営理念として掲げている。

この経営理念「Social IN」に基づく行動憲章と行動規範を定めてCSR活動を推進しており、2004年10月には社会の持続的発展に寄与するグローバル企業を目指して、国連グローバル・コンパクトに参加し、人権・労働・環境・腐敗防止の分野における10原則を企業活動に組み入れ、実践していくことを宣言した。今回の取り組みは、グローバル・コンパクト10原則の実践のひとつ。



http://www.olympus.co.jp/jp/news/2005b/nr051206shizaij.cfm




登録日時: 2006/04/07 06:46:14 AM

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