政策・制度・技術

2006年01月27日

 

徳島県、エコファーマー1000人超す

Keywords:  政策・制度  化学物質  地方自治体  食糧 

 

徳島県内で、化学肥料や化学農薬を減らした環境にやさしい農業を実践するエコファーマーの認定が増えている。認定者数は、2005年10月末現在で、1035名。1999年12月の制度スタートから約6年弱で、1000人を超えた。

エコファーマーとは、1999年7月に制定された「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律」に基づき、導入計画を知事に認定された農業者の愛称。資金の融資や課税上の特例措置が受けられる。

認定条件は、たい肥等施用技術、化学肥料低減技術、化学農薬低減技術の3つの技術を全て行うこと。全国の認定者数は、2005年3月末時点で75,000人を超えている。

徳島県では、農産物82品目(2005年2月末)を対象に、化学肥料や化学農薬の使用量を概ね2割以上低減する指針を定めている。地域の農家が結束して認定取得し、天敵昆虫を利用して化学農薬の削減をはかるなど、消費者の食の安全志向に応える取り組みが各地で実践されている。





登録日時: 2006/01/27 10:00:19 AM

英語記事はこちら


 


 

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