交通・モビリティ

2006年01月20日

 

まちづくりと一体となったLRT導入計画ガイダンス作成

Keywords:  交通・モビリティ  政府 

 

国土交通省は、2005年10月13日、LRTの導入計画づくりに取り組む地方公共団体への技術的助言としてガイダンスを策定した。LRT(Light Rail Transit)は、従来の路面電車を高度化した洗練された公共交通システム。

持続可能な都市を構築し、コンパクトな都市構造への転換を図るため、都市交通分野では、輸送効率や環境負荷、ユニバーサルデザイン等に優れる公共交通を促進することが重要な課題となっている中で、近年LRTに対する注目が高まってきている。

これまで我が国においては、欧米におけるLRTを中心としたまちづくりの先進事例を参考に、数多くの都市においてLRTの導入検討が行われてきた。しかし、事業採算性の確保、バスや鉄道等との連携、導入空間の確保、沿線開発との連携、自動車交通との調和等の問題から本格的な新規路線の導入は実現していない。

そこで、学識経験者、地方公共団体、軌道事業者等で構成された策定委員会が検討し、このほどガイダンスとして取りまとめたもの。ガイダンスは以下のHPに掲載されている(日本語のみ)。http://www.mlit.go.jp/crd/tosiko/



http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/04/041013_.html




登録日時: 2006/01/20 08:37:31 AM

英語記事はこちら


 


 

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