3R・廃棄物

2006年01月12日

 

「FRP船リサイクルシステム」の稼働開始

Keywords:  3R・廃棄物  企業(製造業)  政策・制度 

 

FRP(ガラス繊維強化プラスチック)船の製造事業者等の団体である(社)日本舟艇工業会(以下舟工会)は、自主取り組みの一環として、主要製造事業者7社(川崎重工業、スズキ、トーハツ、トヨタ自動車、日産マリーン、ヤマハ発動機、ヤンマー舶用システム)を中心に「FRP船リサイクルシステム」を構築し、2005年11月よりリサイクルを開始した。

FRP船は、材料が高強度、大型、全国に広く薄く分布、製品寿命が長いなど、その製品特性から適正な廃棄処理が困難なうえ、処理費用が高く、その不法投棄が社会問題となっていた。

このリサイクルシステムは、舟工会内に設置されたFRP船リサイクルセンターが主体となって実施する。廃棄希望のFRP船は、登録販売店がリサイクルの受付、料金見積り、一時保管を行い、廃船の受け入れは指定引取場所にて行う。

2005年度は、西瀬戸内・北部九州(岡山・広島・山口・香川・愛媛・福岡・大分・佐賀・長崎・熊本の10県)に限定して先行実施し、翌年度以降は順次対象地域を拡大し、全国展開を図る予定。



http://www.marine-jbia.or.jp/


http://www.marine-jbia.or.jp/recycle/index.html


登録日時: 2006/01/12 09:44:36 AM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ