2006年01月05日
Keywords: 交通・モビリティ 企業(非製造業) 政府
経済産業省と国土交通省は2005年11月10日、重量車の燃費基準の最終取りまとめを発表し、今後さらなる審議や承認を経て2006年春をめどに省エネ法の関連法令を改正する方針であることを明らかにした。
両省は、地球温暖化対策および省エネルギー対策のより一層の推進を図るため、2004年9月から計6回の審議、中間取りまとめ、パブリックコメントの募集を行ってきており、2005年11月10日の第7回合同検討会において、重量車として軽油を燃料とする車両総重量3.5トン超のトラックおよびバス(乗車定員11人以上)の燃費基準の改善案の最終取りまとめをする運びとなった。
この燃費基準が達成された場合、2015年度に出荷される重量車の平均燃費値は、車両総重量3.5トン超の貨物自動車については2002年度と比較して平均約12%向上する見通し。具体的には路線バスは4.51km/lから5.01km/lと11.1%、一般バスでは6.19km/lから6.98km/lと12.8%、貨物自動車では6.32km/lから7.09km/lと12.2%の向上が見込まれている。
登録日時: 2006/01/05 02:47:22 PM
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