3R・廃棄物

2005年10月02日

 

総務省同意で愛知県「産業廃棄物税」新設へ

Keywords:  3R・廃棄物  地方自治体  政府  政策・制度 

 

総務省は2005年7月6日、愛知県が法定外目的税である産業廃棄物税を新たに設けることについて同意したと発表した。この新税は、廃棄物の排出抑制、減量化や資源化の促進、埋立処分量の削減を誘導することを目的とし、その税収は産業廃棄物の発生抑制、再使用および再生利用の促進などに関する施策費用に充てられる。

納税義務を課されるのは、県内の最終処分場へ産業廃棄物を搬入する県内外の排出事業者および中間処理業者。最終処分業者が特別徴収義務者となり、搬入される廃棄物1トンにつき1000円徴税し、県に申告納入する。事業者が自社処理する場合は廃棄物1トンにつき500円を県へ申告納付する。年度あたりの税収入額は13億7100万円と見込まれている。

今回の総務省同意を受け、同県では2006年4月1日施行を目指し、関係規則を制定するとともに、納税義務者などへの説明会を開くなどして一層の周知を行なう予定。



http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050706_4.html




登録日時: 2005/10/02 10:26:26 AM

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