政策・制度・技術

2005年09月07日

 

環境省、CO2削減住宅を対象に40万円補助

Keywords:  政策・制度  地球温暖化  政府 

 

環境省は、住宅から排出される二酸化炭素排出量を効果的に抑制するため、二酸化炭素排出量削減モデル住宅(「環の匠(わのたくみ)住宅」という)に対し、1件につき定額40万円を補助する。補助は全国で1000件とし、2005年5月16日から6月30日まで対象者を公募した。今後他の住宅への波及促進効果を促す考え。

補助対象となるのは、新築または既設の住宅において、所定の対策設備を導入する住宅の建築主。対策設備は、(1)次世代省エネルギー規準に適合した断熱資材、(2)最大出力3kW以上の住宅用太陽光発電システム、(3)高効率給湯器(CO2冷媒ヒートポンプ方式、潜熱回収方式、ガスエンジン方式などで、それぞれ所定の能力を有するもの)。補助を受けるには、これら3つを一括導入することが必要。

環の匠住宅設置者は、設置後3年間、住宅におけるエネルギー消費量やCO2削減の取組状況について記録し、その情報を設置者等で構成するネットワークから発信することに協力を求められる。



http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=5970




登録日時: 2005/09/07 03:49:27 PM

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