政策・制度・技術

2005年06月15日

 

環境省、揮発性有機化合物の排出基準を規定

Keywords:  政策・制度  化学物質  政府 

 

環境省は、2005年4月8日、中央環境審議会より「揮発性有機化合物(VOC)の排出抑制制度の実施に当たって必要な事項について」の答申を受け、これを踏まえて、VOCの排出規制対象施設、排出基準値等につき、大気汚染防止法に基づく政省令の策定作業等を進めると発表した。

規制の対象は、塗装関係、接着関係、印刷関係、化学製品製造関係、工業用洗浄関係及びVOC貯蔵関係の6つの施設類型。施設の規模はいずれも潜在的VOC排出量50トン/年以上の施設であり、各類型ごとにVOCの排出基準を規定している。

施行は2006年度からの予定。なお、既設施設については2009年度末まで基準適用を猶予する。答申では、本規制によって固定発生源からのVOC排出総量の1割程度が削減できると見込んでいる。



http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=5878




登録日時: 2005/06/15 06:44:33 PM

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