2005年06月05日
Keywords: 交通・モビリティ 企業(製造業) 地方自治体
東京都は3月29日、今後建設される大規模複合ビルにおける物流東京都、ディベロッパーと物流事業者と「環境物流会議」効率化に取り組むため、不動産会社などのディベロッパーやトラック協会などの物流事業者と協働する「環境物流プロジェクト会議」を設置した。ディベロッパーと物流事業者とが計画段階から一堂に会して協議するのは全国で初めて。
協働の目的は2つ。1つは、建物内物流の効率化を図ること。納品物流車両の流れをスムーズにし、停滞車両の一掃など建物周辺の自動車交通環境の改善をめざす。もう1つは、建物に出入りする納品車両の共同配送を推進すること。物流車両数自体の削減し、交通量の減少を図る。
今後、会議では、関係者が事業ごとに協議し、今後建設される大規模複合ビルにおける建物内外の共同集配の実現に取り組む。さらに、従来とは異なるアプローチで建物内物流の効率化を検討することで、建物内運送事業の新たなビジネスモデルも作るという。
登録日時: 2005/06/05 10:07:25 AM
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