2005年04月12日
Keywords: 政策・制度 地方自治体 生態系・生物多様性
2004年10月、宮崎県諸塚村はFSC森林認証を取得した。これは、九州の森林で初めてであり、村ぐるみの取り組みとしては日本初。
諸塚村は九州の屋根といわれる九州山脈の中心に位置し、標高1000m級の山岳に囲まれた人口2,300人余の自然豊かな村。村の面積に占める山林の割合は95%で、村人たちは焼畑、炭焼き、シイタケ栽培をはじめとする森の恵みを生かした産業を行ってきた。この豊富な森林資源を生かしたいという村民の思いが、森林認証取得へと向かった。
2002年に村民有志で諸塚村森林認証制度研究会を立ち上げ、勉強会をスタート。そして2004年8月に本審査にこぎつけ、認証を取得した。これをきっかけに村全体が自信を持ち、先人達が築いてきた歴史のある村の森づくりを発展させようと意気込んでいる。
http://www.vill.morotsuka.miyazaki.jp/index.htm
登録日時: 2005/04/12 08:42:35 PM
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