政策・制度・技術

2005年03月08日

 

03年度温室効果ガス排出量目標まで14%超の削減が必要

Keywords:  政策・制度  地球温暖化  政府 

 

環境省が2004年11月5日まとめた2003年度温室効果ガス排出量の集計(月報値に基づく速報値)によると、総排出量は前年度比0.4%増の13億3600万トンで、京都議定書が基準とする1990年の排出量を8%上回った。

日本は2012年までに1990年レベルから6%の削減を義務付けられているので、目標達成には14%を超える削減が必要となる。

総排出量の9割を占めるCO2を部門別にみると、全体の約40%を占める工場等の排出量が、国内生産活動の活性化をうけて前年度比1.9%増 。自動車・船舶等は0.8%の減少。家庭・オフィスビル等は横ばい。経年でみると、工場等の排出量は1990年度の数値に並んだが、他部門は依然として1990年度の数値より20-37%高い数値となっている。

ロシアの京都議定書批准が決定したため、2005年2月には同議定書が発効することになり、日本は温室効果ガス排出量削減に向けてさらなる対策、施策を迫られている。



http://www.env.go.jp/earth/ondanka/ghg/




登録日時: 2005/03/08 02:56:01 PM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ