2005年02月22日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 交通・モビリティ 企業(非製造業) 政府 政策・制度
マツダは2004年10月15日、日本政策投資銀行の融資制度「環境配慮型経営促進事業」の事前審査で最高ランクの評価を取得したと発表した。自動車業界では同制度選定の第1号となる。
「環境配慮型経営促進事業」とは、日本政策投資銀行が独自に開発した格付けシステムによって企業の環境経営度を評点化し、選定された企業には得点に応じて3段階の適用金利が設定されるもの。環境配慮型経営に必要な事業資金全体を融資の対象にする。
「経営全般」、「事業活動」、「環境パフォーマンス」の3つの事項を対象に、企業の取り組みを包括的に評価する仕組みで、「環境格付け」の専門手法を導入した世界で初めての融資制度である。
マツダは、ISO14001認証取得を軸とした環境マネジメントの強化、新型エンジン導入による低燃費・低排出ガス車の開発、国内生産拠点でのゼロエミッション達成など、経営、事業、パフォーマンスの3要素全てにわたり、高いレベルでバランスのとれた環境経営を展開しているとの評価を得た。
日本政策投資銀行、環境配慮型経営を促進する融資制度を創設 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/528-j
環境格付けによる融資制度、政策投資銀が詳細決定 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/599-j
登録日時: 2005/02/22 02:03:29 PM
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