政策・制度・技術

2005年01月16日

 

オーガニックコットンの普及を目指すNPO日本オーガニックコットン協会

Keywords:  政策・制度  NGO・市民  化学物質  生態系・生物多様性 

 

日本オーガニックコットン協会(JOCA)は、日本でオーガニックコットンを普及、正しく流通するために活動している。主にオーガニックコットンの認証、環境にやさしい製造法やリサイクルシステムの普及に力を入れている。

オーガニックコットンは、綿自体で判断するのは困難で、認証された畑で有機栽培されたものをオーガニックコットンとしている。認証は産出国の認証機関が認証基準に基づいて行う。日本では、生産コストの格差から、綿栽培は国内産業として成立せず、すべてを輸入に頼っている。

したがって、日本でオーガニックコットンを確認するために、産出国の認証機関が発行する証明書によって、日本に輸入された綿花がオーガニックコットンであることを間違いなく証明しているかどうか、確認しなければならない。このような確認を行い、同時にその綿花を、日本国内で、認証基準に基づき、化学薬品なしで製造加工した綿製品に対して認証を与える仕事が、JOCAの大きな役割のひとつ。

JOCAは、エコプロダクツの参加に加えて毎年10点ずつ新作を出す「アーティストTシャツ」のイベントも行っている。オーガニックコットンの原綿生産量は、2004年の時点では0.1%にも満たないがせめて10%にしたいというJOCAの活動に、世界の50名のアーティストの協賛を得て、オリジナルTシャツの製造販売をしている。



http://www.joca.gr.jp/




登録日時: 2005/01/16 11:00:28 AM

英語記事はこちら


 


 

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