3R・廃棄物

2004年09月15日

 

シャープ、ドイツにおける使用済み家電製品のリサイクル事業を推進

Keywords:  3R・廃棄物  企業(製造業)  政策・制度 

 

シャープは、ドイツの販売会社 Sharp Electronics (Europe) GmbHがLoewe AGおよびPhilips Consumer Electronicsと協業して、ドイツ国内における使用済み家電製品のリサイクル事業を推進すると発表した。2005年8月より製造者責任が発生する「欧州廃電気電子機器リサイクル指令(WEEE)」に対応する。

ドイツ国内では、WEEEの施行に伴い、自治体からの回収が必要な家電製品の総量集計や引き取り場所の決定、製造者の法的責任に対するコンプライアンス管理などの業界全体のルール策定を行う共同管理機構「EAR(廃電子機器登録)」が、各メーカーの協力のもとで設立されている。

3社はEARに参加すると共に、今回の提携によるスケールメリットを活かし、共同で既存の回収業者やリサイクル処理業者と契約することにより、回収・リサイクル処理業務の合理化やコストの最小化を目指す。

欧州廃電気電子機器リサイクル指令(WEEE)は、電気電子機器を対象としたリサイクル法案。これにより、EU各加盟国は2004年8月13日までに国内法を施行し、製造者は2005年8月13日より回収・リサイクル処理の実施を求められることになる。






登録日時: 2004/09/15 12:18:33 PM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ