政策・制度・技術

2004年08月18日

 

リコーとJQA、製品含有化学物質情報管理パイロットプログラムを共同実施

Keywords:  政策・制度  企業(製造業)  企業(非製造業)  化学物質 

 

リコーと財団法人日本品質保証機構(JQA)は、製品含有化学物質情報管理パイロットプログラムを共同実施する。製造工程での有害物質の混入防止、管理責任者の明確化、社員教育の徹底など24の実施項目が設定されている「製品含有化学物質管理ガイドライン」に沿って行う。

同ガイドラインは、財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)が設置した製品含有化学物質情報管理認証制度検討委員会が作成したものである。

パイロットプログラムでは、JQAが「製品含有化学物質管理ガイドライン」に対応する審査基準を作成。リコーが、同ガイドラインに沿って自社の化学物質管理システムを構築し、JQAの審査を受ける。

EUのRoHS指令などの化学物質規制の流れで、現在、各メーカーが仕入先に要求する項目や測定方法等が複雑になり、仕入先の負担が増加している。流通の各段階で化学物質管理のシステムを共通化し、その管理が正しく行われていることを第三者機関が認証する制度が設立されれば、仕入先の負担が軽減し、メーカーも仕入先に対する監査の負担を軽減することができる。リコーとJQAは、共同でこのパイロットプログラムを実施し、同ガイドラインの有効性を確認する考え。



http://www.ricoh.co.jp/release/by_field/other/2004/0609.html


http://www.jqa.jp/about_jqa/back_no/jqa_topics040609.html


登録日時: 2004/08/18 12:42:35 PM

英語記事はこちら


 


 

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