エコ・ソーシャルビジネス

2004年07月06日

 

集合住宅ではじめてのカーシェアリング始まる

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  NGO・市民  交通・モビリティ  企業(製造業)  政策・制度 

 

オリックス・リアルエステートは、2004年3月25日より、同社が神奈川県横浜市で開発・建設・販売中の西欧型コミュニティタウン「MARKSPRINGS(マークスプリングス)」(戸建87戸、マンション647戸)において、集合住宅では国内で初めてとなるITS技術を活用したカーシェアリングシステムを導入、サービスを開始した。

カーシェアリングとは、少数の自動車を多数の利用者で共同利用するもので、必要なときに、必要なだけ、少ないコストで自動車が利用できるシステム。渋滞問題、排気ガスによる環境問題、駐車場不足といった交通諸問題の解消、都市環境の改善が図られることから欧米の都市を中心に広まっている。

今回導入したカーシェアリングシステムは、シーイーブイシェアリング株式会社が提供するシステムで、ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)技術を利用した低コストでの無人の車両貸出・返却・管理、利用者管理を行なうもの。車両ステーションをマークスプリングス敷地に隣接した駐車場に設置することにより、住民は気軽に低コストで日常の足として、自動車を利用できる。

今回のシステムでは、参加手数料が10,000円で、ICカード発行料が1枚1,500円。月会費5,000円のAプランと2,000円のBプランがあり、ガソリン車の場合、15分ごとにそれぞれ150円、250円の利用料金。iモード、インターネット、電話から簡単に予約をして、必要な時間だけ使うことができる。






登録日時: 2004/07/06 10:27:42 AM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ