2004年06月15日
Keywords: 交通・モビリティ NGO・市民 地方自治体 生態系・生物多様性
2005年開催予定の愛知万博では、愛知県パビリオンの県民参加プロジェクトの一つとして、市民によるグリーンマップ展示「愛知グリーンマップ2005」が予定されている。
グリーンマップとは、1992年のブラジルサミットをきっかけに、ニューヨークのデザイナー、ウェンディ・ブラウアー氏が提唱した環境マップで、地域の環境によいところや悪いところを住民が調査し、世界共通のアイコンを使って地図に示すもの。現在、約40カ国でプロジェクトが進行中で、日本のいくつかの都市でも、数年前から取り組みが行われている。
愛知県では2002年11月に「グリーンマップあいち」事務局が設立され、県内の環境グループや地域団体へ、マップ作りの呼びかけとノウハウ提供などを行っている。現在、県内11の地域と2つのテーマ(海・自転車)で計13のマップ作りが進められ、住民が環境にいいお店、人にやさしい場所、残したい自然などを調査し、印刷物やホームページにまとめたものを、万博で展示する。
この活動は、地域の環境によい資源を広く紹介するとともに、住民の環境や街づくりへの意識を高めることが目的。万博を機に、この活動が一層広がることが期待されている。
http://greenmap.jp/
登録日時: 2004/06/15 03:49:01 PM
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