2004年06月11日
Keywords: 3R・廃棄物 企業(非製造業) 地方自治体 政策・制度
宮城県は県内の事業所から出る廃棄物の抑制、再利用を促進するために、2004年度から、専門に企業を訪問して、調査、情報収集、助言指導等にあたる「環境産業コーディネーター」を置く。民間企業、大学などで技術開発、流通管理、廃棄物処理などに携わった実務経験者を公募、45名の応募者のなかから5名の採用を決定した。
「コーディネーター」は、廃棄物排出事業者、リサイクル事業者を中心に県内の企業を訪問、環境負荷低減へ向けた廃棄物処理への取り組み、問題点等の聞き取り調査を行う。集められた情報は県の施策に反映されるとともに、廃棄物の減量化や再資源化などのノウハウなどが企業に提供される。また企業間および企業と研究機関の間でニーズの橋渡しを行い技術開発を支援する。
県ではこの制度を通して廃棄物の削減を図るとともに、新たな環境産業の育成をも目指している。
登録日時: 2004/06/11 11:05:59 AM
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