エコ・ソーシャルビジネス

2004年02月22日

 

小型軽量風力発電装置に高い関心

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  NGO・市民  企業(製造業)  再生可能エネルギー 

 

神鋼電機が長年の航空・宇宙分野の技術を生かし、日本の風況に最適、かつ低価格な小型風力発電装置「そよ風くん」の発売後、高い関心が寄せられている。

「そよ風くん」の詳細については以下のとおりだが、本体価格20-30万円台という低価格であることと、市街地でも設置スペースさえ確保できれば利用できることなどが特徴。
http://www.japanfs.org/db/366-j.html

発電された電気は2つのバッテリーに充電され、付属コンセントから電力を使用。フル充電されたバッテリーひとつで、300Wまでの電気を2時間継続使用できる(使用開始後さらに充電されなかった場合)。電気が完全になくなる前に自動的に普通電力に切り替える装置もオプションで購入できる。ただし、あくまでも単独補助電源として考える必要がある。同社では、より発電量を増やすべく、太陽光発電とのハイブリッド化を検討中。(2004年夏以降発売予定)

「そよ風くん」は2003年10月末より関東・関西・中部地方で販売を開始。2004年1月より中国・四国・九州地方、4月より北海道・東北・北陸地方にて、月間700台以上の生産体制を整え、順次販売していく。発売発表以来の問い合わせ件数は8500件以上。うち半分は一般家庭からの問い合わせであり、個人がクリーンエネルギーに高い関心を持っていることがわかる。残りの半分は、学校などの公共施設などと、ISOに熱心に取り組む企業がほぼ同数。



http://www.shinko-elec.co.jp/windpower/product/point.html


そよ風でもOK、20万円台の家庭用風力発電機発売へ (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/366-j


登録日時: 2004/02/22 06:50:48 PM

英語記事はこちら


 


 

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