2004年01月22日
Keywords: 3R・廃棄物 NGO・市民 エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業) 企業(非製造業) 食糧
九州や中国地方の13生協からなるグリーンコープ(組合員世帯数33万)は、「商品を食べものに戻す」をスローガンに、新たな取り組みをスタート。グリーンコープの象徴的な商品である「non-GMO(遺伝子組み換え飼料不使用)パスチャライズ牛乳」の容器を、紙パックからガラスびんに替えた。
雪印乳業の牛乳事業を引き継いだ日本ミルクコミュニティ(株)が委託製造業者として福岡工場にラインを新設。専用工場の殺菌機、洗びん機、充填機などの設備機器から専用コンテナ、冷蔵設備など約15億円の必要な資金を集めるため、「みるく出資金」(毎月500×12ケ月、または一括6,000円)を全組合員へ呼びかけ、ほぼ目標額を達成した(出資金は、設備の減価償却後、返却)。
2003年11月17日に、びん牛乳の本格配送がスタートした。びんは900ミリリットル、305グラムの超軽量びんで30回以上再利用できる。リターナブルびん復活への大きな一歩となると期待されている。
登録日時: 2004/01/22 09:20:38 AM
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