2004年01月12日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業) 地球温暖化 政策・制度
日立製作所は、システム・サービス製品の設計・開発から使用、廃棄に至る全ライフサイクルでの環境負荷(CO2排出量)と、コストの評価が可能なSI環境評価プログラム「SI-LCA(シルカ)」(System Integration- Life Cycle Assessment)を開発した。
このプログラムでは、環境負荷とコストを算出するソフトウェアを用いて、システム・サービス製品の全ライフステージごとのCO2排出量とコストを算出することができる。システム導入前と後の評価結果を具体的なデータとグラフで表示し、顧客へのシステム・サービス製品の提案段階から、製品を導入した場合に削減できる環境負荷やコストの情報を提供できる。
すでに行政機関向けの電子申請システムで評価トライアルを行っており、その結果、システムを導入した場合に、サービス提供側とサービス利用者側のそれぞれの環境効果が明確になることを確認した。本プログラムの開発には東京大学の山本良一教授が協力した。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/031030c.html
登録日時: 2004/01/12 11:36:30 AM
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