お金の流れ

2003年11月16日

 

国際協力銀行、環境ガイドラインを施行

Keywords:  お金の流れ  政府  政策・制度  生態系・生物多様性 

 

国際協力銀行は2003年10月1日より「環境社会配慮確認のための国際協力銀行ガイドライン」の施行を始めた。ガイドラインでは、同銀の投融資により開発途上国などで進められる事業が現地で深刻な環境問題を引き起こさないよう、26分野23項目のチェックリスト、環境レビュー結果の公開などを定めている。

また、相手国の主権を尊重しつつ、相手国、借入人等との対話を重視することを定め、事業計画段階からステークホルダーの参加を求めている。

透明性の高い開かれたプロセスでガイドラインを策定するために、パブリック・コメントを募集したほか、約350名の参加を得て6回のフォーラムを開催するなど有識者、NGO、産業界を含め広く国民との意見交換を行った。

情報公開の原則と守秘義務との両立を確保しつつ、融資決定前に融資対象事業のカテゴリ分類を、融資決定後に環境レビュー結果を自発的に公開するなど、積極的に情報公開を行っていく方針。



http://www.jbic.go.jp/autocontents/japanese/news/2003/000092/index.htm




登録日時: 2003/11/16 05:17:37 PM

英語記事はこちら


 


 

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