政策・制度・技術

2003年10月29日

 

滋賀県、遺伝子組み換え作物の栽培規制へ独自指針

Keywords:  政策・制度  地方自治体  食糧 

 

滋賀県では、食料用の遺伝子組み替え作物の栽培について、一定の規制をかける 県独自のガイドラインを作成する。

2003年8月18日、滋賀県内で遺伝子組み替え大豆の栽培が行われているという情報が国松知事の元に寄せられ、県と町、農協、生産者が話し合った結果、滋賀県にはなじまないとして、8月20日遺伝子組み替え大豆の栽培を中止した。

滋賀県では、「次の世代に責任を持つという意味で環境にこだわるということ」を明確にし、「環境こだわり農業」条例を制定している。今回の具体例を受け、県独自のガイドラインを作成することになった。内容についてはこれから検討に入る段階で詳しいことは決まっていない。

国では安全性を認めて、法的に栽培禁止になっていない作物もある。しかし「滋賀県としては国の考え方とは別に県独自の条例があっていいし、また必要であれば、やらなければならない」というのが知事の考え。




登録日時: 2003/10/29 10:52:30 AM

英語記事はこちら


 


 

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