政策・制度・技術

2003年08月08日

 

松下電器、特定有害物質の使用禁止をグローバルに推進

Keywords:  政策・制度  企業(製造業)  化学物質 

 

松下電器グループは6月19日、特定有害物質(鉛、水銀、六価クロム、カドミウム、特定臭素系難燃剤(PBB、PBDE)の6種類)の使用を2005年4月以降出荷の新製品から全世界の生産拠点で廃止することを発表した。

これは、EU15カ国で発効した電気・電子機器に含まれる6種類の特定有害物質の使用制限指令(RoHS指令)に対応するもの。2006年7月以降にEU加盟国で発売する新製品での使用が禁止される。

同社では、今後同指令が製品開発における環境負荷物質の使用規制の世界的なスタンダードとなるという認識から、EU域内だけでなく全世界レベルで対応することを決定。使用中止時期も同指令より一年前倒しで実行する。

同グループでは、全社組織のプロジェクトを発足させ、運用ルールの策定や代替物質の開発、専門知識の共有に取り組む。また、資材調達の面でもグリーン調達の基準を改定・強化する。





登録日時: 2003/08/08 10:26:06 AM

英語記事はこちら


 


 

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