政策・制度・技術

2003年06月17日

 

環境ODAは2222億円--2002年度版ODA白書

Keywords:  政策・制度  政府 

 

外務省がまとめた2002年度政府開発援助(ODA)白書によると、2001年度環境ODA実績(環境分野における援助実績)は、2222億円(ODA全体の18.9%)であった。

環境ODAは、1999年度実績(5357億円(同33.5%))をピークに減少を続け、2001年度は大幅減少となり、1997年度の2447億円(同14.5%)を下回り最低となった。現在の経済財政状況と国内のODAに対する厳しい見方を受け、ODA予算全体も減少傾向。

政府は、ODA改革をさらに進め、アジア地域への重点配分、平和構築の重視、人間の安全保障の重視、国民参加・顔の見える援助を進める考え。また援助理念や援助戦略をより明確にするため、ODA大綱の見直しに着手している。

一方、欧米諸国では、グローバル化の中で貧困や地球規模問題が深刻化、米国同時多発テロの衝撃などを受け、ODAは増額となった。




http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/hakusyo/2002.html




登録日時: 2003/06/17 09:20:53 AM

英語記事はこちら


 


 

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