2003年06月17日
Keywords: 3R・廃棄物 交通・モビリティ 政府 政策・制度
国土交通省は2003年4月23日、総合静脈物流拠点港(リサイクルポート)として、新たに13港を指定した。平成14年5月にすでに5港がリサイクルポートに指定されており、今回は2次指定となる。
リサイクルポートとは、広域的なリサイクル施設の立地に対応した静脈物流ネットワークの拠点となる港湾のこと。港湾管理者からの申請により、国が指定し、支援する。
今回は、既存工場群で焼却灰やホタテ貝殻等から建設資材等を製造するリサイクルシステムを展開する八戸港や、既存セメント工場を中心にして循環資源のセメント原燃料利用やバイオマス発電に取り組む姫川港等が指定された。
今後は、1次指定、2次指定合わせて18港を拠点として、オールジャパンでのリサイクルの輪の構築や、海上静脈物流による臨海部産業の再生・活性化を目指して、官民連携による取組を進めていく考え。
1次指定は、室蘭港、苫小牧港、東京港、神戸港、北九州港の5港。今回の2次指定の13港は、石狩湾新港、八戸港、釜石港、酒田港、木更津港、川崎港、姫川港、三河港、姫路港、徳山下松港、宇部港、三池港、中城湾港。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/11/110421_2_.html
登録日時: 2003/06/17 09:11:57 AM
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