2003年04月02日
Keywords: 政策・制度 NGO・市民 地方自治体 地球温暖化
京都市は、京都議定書誕生の地として、実効ある温暖化対策を進めようと、「地球温暖化防止条例(仮称)」を制定することになった。2004年度中の施行をめざしている。
同市は、二酸化炭素及び温室効果ガスの総排出量を、2010年までに1990年レベルの90%以内に抑制することを目標としているが、現状では18%の増加が見込まれている。目標を達成する手段の1つとして、本条例が導入される。
今後、2002年5月市環境審議会より提出された答申をもとに、内容の検討を進める。具体的には、CO2増加の原因となっている運輸部門での低公害車や低燃費車の導入推進、事業部門での省エネルギー型のOA機器等の導入、市民生活部門での省エネルギー型ライフスタイルの実践奨励などが検討されている。観光の町京都として、観光客への啓発も検討されている。
今後、情報を公開しながら、市民の参加も得て条例素案の検討を進める。
http://www.city.kyoto.jp/kankyo/ge/にて進捗を随時報告する予定。
http://www.city.kyoto.jp/kankyo/ge/
登録日時: 2003/04/02 09:56:25 AM
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