2002年12月10日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 企業(非製造業) 地球温暖化 政策・制度
シンセサイザー奏者、作曲家として知られる喜多郎は、北京での「日中国交正常化30年記念 喜多郎シルクロードを奏でる(Silk Road Tour in Beijing)」を中国初の“カーボン・ニュートラル”コンサートとして開催した。
使用機材の重量、搬送方法、観客数、観客の交通手段などの情報を元に、英国Future Forests社が科学的に算定した方法で、コンサートで消費される二酸化炭素量を算出、それを吸収できる量の植林を行うことによって、地球的には二酸化炭素の排出量と吸収量のバランスとるもの。
具体的には、今回のコンサートでは、約127トンの二酸化炭素を排出することが予測され、その排出量をカバーするため、Future Forests社契約の植林地内、“喜多郎フォーレスト”に170本以上の植林を行う。今回のコンサートをきっかけに、喜多郎の所属するココロネットワークス株式会社では、今後の喜多郎のコンサートやCDを積極的にカーボン・ニュートラル化することによって“喜多郎フォーレスト”を拡大していく予定。
登録日時: 2002/12/10 08:25:54 AM
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